自転車の信号無視で罰金刑!兵庫県で初。
自転車で赤信号を無視した疑いで、神戸市の40代の女性が神戸区検に略式起訴された。
神戸簡裁は罰金の略式命令を出したが、女性が支払ったかは未公表だ。
自転車の信号無視で罰金命令が出されたのは、兵庫県内では初めてのことだ。
このような厳しい対応となったのは、女性が再三の警告に従わなかったためだ。
2015年2月に信号無視をしたときに違反を見つけた警察官が警告したが、女性が停止しなかったため赤切符を交付し、書類送検した。
この女性は1年前にも信号無視で赤切符を切られ、起訴猶予処分を受けていた。
非常に悪質なケースであり、重い処分が適切だと考えられる。
近年自転車の交通違反による事故が多発していることが問題となっている。
ガソリン代の高騰による自転車通勤へのシフトや、サイクリングを趣味とする人が増えたことが背景にある。
自転車の運転方法に関しては、自動車のように教育を受ける機会があまりないため、我流の運転をする人が多い。
免許制にすべきだという意見も多く聞かれる。
自転車といえどもスピードはかなりのものであり、事故を起こすと死亡事故になることも珍しくない。
軽車両である自覚を持ち、安全運転に努めなければならない。
高額の賠償をしなければならない例が多くなっていることを受けて、自転車事故に対する保険商品が多く発売されている。
保険加入を義務付ける自治体もあるため、自身の自治体の情報を調べてもらいたい。
(義務でなくても加入を勧める)