【ドライブレコーダー】狭い交差点での立ち往生
万が一のために、Wi-fiドライブレコーダーが便利です。
混雑した狭い道で、右折のタイミングを誤って交差点内で立ち往生した車の事例です。
事故は起きていませんが、危険な箇所が多数あるので教材になると思います。
この動画で重要な車は3台です。
・直進した白のバン(A)
・初めに左に寄って、最後に右折していったワゴン(B)
・立ち往生したミニバン(C)
状況
交差点にはB、A、Cの順に進入します。
0:05:赤い傘を差した人がいます。
0:10:Bはこの人を乗せるために、交差点左奥の角で停車しました。対向車が来ているので、Aは直進することができずに交差点内で止まりました。
0:11:信号は赤に変わりました。Cは横断歩道手前にいます。
0:15:一旦止まったCが、赤信号で進み始めます。Bが右ウインカーを出しているので、AはBが直進するために発進すると思って待っています。
0:18:Aが待ちきれずに、Bの右側を通って直進しました。
0:20:Bが右折を始めたため、Cが右折できずに交差点内で止まりました。左から右に向かう車が待ちきれずに発進し、Cが立ち往生しました。
0:28:Cがバックを始めました。
運転マナーの悪さが連鎖して生み出された状況だということが分かると思います。
考察
動画のタイトルではCに注目していますが、それよりも悪いのは混雑の原因を作ったBです。
こんなに狭く交通量の多い交差点で人を乗せたという点で、Bは明らかに違反をしています。
法律通りに交差点から5m以上離れたところで停車していればもう少しトラブルは避けられたでしょう(それでもマナー違反ですが・・・)。
交差点内だとしても、左の横断歩道に沿う形で止まれば後続の邪魔になりません。
Bの行動は周囲への配慮が余りにも欠けており、最悪の停車方法でした。
さらに、人を乗せた後で右折するという、複雑な動きが周りを混乱させています。
この場合は、自分の行きたい方向よりも優先しなければならないことがあり、一旦直進するべきでした。
Aは、Bを直進させて自分がその後ろに入るのが全体として最適だと判断して、対向車が切れてからも待っていたと考えられます。
次にCについてです。
信号が赤に変わった時点でCはまだ横断歩道の手前にいたので、止まることができたはずです。
交差点内でBの変な動きがなければ右折できていたタイミングではありましたが、明らかに信号無視です(正確には前が詰まっているのに停止線を越えた時点で違反です)。
立ち往生した後にバックしていますが、横断歩道を渡っていた歩行者を確認しているかどうかは不明です。
焦っても後方確認はお忘れなく。
最後に、左からの直進車も違反をしています。
信号が青になっても、交差点内に残っている車両があるときはそれを妨害してはいけません。
Cを右折させていれば、全体としてもっとスムーズになったはずです。
感情に流されず、他人のミスをカバーする運転を心がけましょう。
まとめ
・停車するときは、交通を妨害しないように配慮する。
・交差点に進入する前に、その先の状況を確認する。
・停止線を越えていても、邪魔にならない場所ならそこで止まる。
・青になったからと言って、強引に進んではいけない。
ドライブレコーダーのすすめ
万が一のために、Wi-fiドライブレコーダーが便利です。
SDカードに動画と音声を保存できます。
最近は大容量SDカード が安くなっているので、事故前後だけでなくドライブ中常に録画可能です。
Wi-fi経由でスマホからリアルタイムに見ることもできるので、愛車が車上荒らしや当て逃げに遭っていないかをいつでも確認できます。
映像は、事故や犯罪に巻き込まれたときに重要な証拠になります。